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Atelier de Cérémonie du thé au Lycée Estienne d'Orves

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  Estie nne d’Orves 高校 茶道アトリエ 2024年5月22日㈬ 14時-16時 今回2度目の Estiennne d’Orves 高校での茶道アトリエを開催しました。 対象は日本語科の生徒さん3年生8名、2年生 19 名の合計27名の参加者です。 先ずは茶道のシンボル的な存在である千利休について、そしてその子孫に受け継がれている千家のお話し、和敬清寂という茶道の基本哲学のお話をさせていただきました。皆さんとても注意深くお話を聞いてくださいました。 盆略点前のデモンストレーションの後で、実際にお点前体験。今回は、お茶の点て方だけではなく、帛紗捌きや、道具の清め方も学んでもらいました。帛紗さばきはなかなか難しい所作ですが、皆さんとても集中して、熱心に取り組んでいました。 お茶を点てるという動作も真剣そのもの。亭主としてお茶を点てて客に出す、そして客としてお茶を頂く所作まで全て学んでいただきました。 船戸先生から、生徒さんから、今回のアトリエに参加できてよかった、特別な緊張感があった、大好き!などの意見をもらったと報告を頂き、私としても大満足でした。また2年後にぜひまた開催させていただきたいと思います。 この機会を下さった高校、そして船戸先生に心よりお礼申し上げます。 ニース日本人会 水野美奈 Atelier de Cérémonie du thé au Lycée Estienne d’Orves, Le 22/05/2024 14h-16h C'est la deuxième fois que l’ARJNCA organise un atelier de cérémonie du thé au Lycée. Les participants étaient 27 élèves : 8 étudiants de terminale et 19 étudiants de seconde. Tout d’abord, j’ai parlé de Sen no Rikyu, un personnage symbolique de la cérémonie du thé, et des écoles toujours maintenues par ses descendants de nos jours,
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  Événement culturel d'avri 2024 "Sakura Matsuri"    Co-organisé par l'ARJNCA Nice 市との共催 / 日本の一日「桜祭り」のご報告 C’est une première, la ville de Nice a organisé une journée dédiée au Japon le 27 avril 2024  この度ニース市が初めて主催した日本文化紹介の為のイベント「桜祭り」が、マルセイユ日本総領事館及びニース日本人会との共催によ り 、去る 4 月 27 日に C .U.M. に於いて開催されました。当日は午前 10 時から Amph ithéàtre にて 伝統的和太鼓の勇ましい演奏を合図に開会式が始められ、 Amiel ニース市副市長、北川マルセイユ日本国総領事及び千田鎌倉副市長、それぞれの挨拶スピーチと共に、 2026 年のニース・鎌倉姉妹都市 60 周年記念に向けてさらに日仏友好の絆を強め、両国文化交流発展への期待が発表されました。その後 C.U.M. 前庭にて上記参列者によるテープカットが行われ、この華やかな日本の一日の幕開けとなったのです。一階ホール入り口では美しい着物姿の澤葉子氏が入場者を迎え入れ、展示された華麗なる日本の伝統的結婚衣装を紹介、一方では鎌倉市ゆかりの鎧兜や鎌倉彫の作品の数々が陳列され、加えて各所に飾られた風格ある立派な盆栽が、鑑賞者の目を大いに喜ばせていました。 二階会場では日本文化を代表する8つのアトリエ、折り紙、書道、生け花、茶道、着物着付け、日本料理、俳句、花札ゲームを日本人会が担当し、ピクセル・アートマンガ・アトリエだけは漫画パラダイスの担当により開催されました。アトリエに参加された皆さんは非常に熱心で真剣に学ばれていましたが、アトリエ席数が追い付かず限定となり、多くの希望者達が参加できなかった事を残念に思います。しかし 500 人以上収容できる Amph ithéàtre では常時画期的なイベントが催され、和太鼓コンサート ( 11h00-11h45) 、講演会 ( 13h-13h40) 、 日本音楽によるコンサート (14h - 15h) 、漫画目隠しクイズ ( 15h45 - 16h15) 、
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  Participation de l’ARJNCA au Marché de Noël 2023 ARJNCA participe au Marché de No ë l de Nice dimanche 17 décembre 2023 ニース日本人会がクリスマス市に参加しました Chalet Japon     Horaires d’ouverture de 11h à 21h En collaboration avec Le Consulat Général du Japon à Marseille et CLAIR Paris ( Centre Japonais des Collectivités Locales) ~ Programme ~   11h : Ouverture du stand  -       Le Consulat Général du Japon à Marseille offre Niponica ( revues sur la culture japonaise) et Omikuji (oracles écrits vendus et dans les temples et sanctuaires)   -    CLAIR Paris fait des présentations des grandes régions du Japon 14h ~ 15h :  Calligraphie  : une démonstration et des ateliers donné par Mme Urara ITO de l’ARJNCA 15h ~ 16h :  Ikébana  : une démonstration et des ateliers donnés par Mme Emi YOSHIMURA de l’ARJNCA 16h ~        :  Dégustation de sakés organisée par CLAIR Paris  
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Participation de l'ARJNCA à la Cérémonie d’accueil de  la princesse Akiko De Mikasa  à l’occasion de la  World Cup de rugby au Grand stade de Nice  pour le match Japon-Angleterre                 ニース競技場にて行われた2023年ワールドカップ・ ラグビー 日英戦に際し、 来ニースされた三笠の宮彬子王女をお迎えし ニース市が主催した 表敬レセプション に、 招待を受けた ニース日本人会有志が参列参加を致しました。                                  ー マセナ美術館にてー ーーーーーーーーーーーー ● ーーーーーーーーーーーーー NICE : Réception de la Princesse Impériale Akiko de Mikasa Ce dimanche 17 septembre 2023, Christian Estrosi, Maire de Nice, Président de la Métropole Nice Côte d’Azur, Président délégué de la Région Provence-Alpes-Côte d’Azur a accueilli à la Villa Masséna la Princesse Impériale du Japon Akiko de Mikasa et sa délégation. La Princesse Akiko de Mikasa a déposé une gerbe en mémoire des victimes de l’attentat du 14 juillet 2016 avant une cérémonie qui a rassemblé une soixantaine d’invités au cours de laquelle l’Aigle d’or, plus haute distinction de l’Aigla Nissarda, a été remis à la Princesse Akiko de Mikasa par
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 12.01.2023  CONFERENCE DE L’AMITIÉ SUR LES ESTAMPES JAPONAISES À LA VILLA LA LUNA  ヴィラ・Lunaにおける版画についての友情参加講演会 Maison des seniors VILLA LA LUNA の企画による アジア美術館・葛飾北斎展の観賞訪問に際し、その一環として 日本の版画についてのミニ講演会が希望され、 ARJNCA あてに依頼があった。因って 田島会長が担当者となり、 2023 年 1 月 12 日 11 時より salle Venus にて、 依頼された テーマ 「日本における版画の重要性と影響」についての参加講演会を開いた。 講演内容の概要は以下である; まず 8 世紀に中国から伝わった木版画技術から 19 世紀中葉に開花した日本特有の版画文化に至るまでの歴史的背景の説明から始められた。 中国は仏教布教の為に経典を版画印刷し日本に伝えたが、それをきっかけに漢字が広く日本に浸透した。その後、漢字は日本語の発音と文化に適合されて行き美しい形のひらがなの誕生となる。そして特に 11 世紀の宮廷文化の華やかな時代に女性によるひらがな文字で書かれた「源氏物語」が有名である。しかしその後日本は徐々に武士の勢力が強くなり首都である京都も廃墟となる等、 15 世紀から 16 世紀にかけては戦国時代であった。その末 17 世紀初頭に徳川家康将軍が江戸(今の東京)に幕府を設置し、戦国の世を統一した事により泰平の時代が訪れたのである。江戸幕府は参勤交代を義務化し全国にある 250 以上の藩から諸大名を家来及び家族と共に江戸に一年おきに住まわせる制度を取り、主従性を確立させて社会の安定を図った。それに伴い往来の為の五つの街道 ( 主街道は東海道 ) が整備され、宿泊と交通の安全が確保されたので一般人の旅行も可能となった。葛飾北斎 ( 富獄三十六景 ) をはじめ、広重 ( 東海道五十三次 ) などの絵師たちは美しい景色を求めて旅をしたのである。又文化の中心が町民に移行したことにより商売が繁盛し江戸は一気に住民が 100 万人の大都市として栄えた。そしてあらゆる日本の芸術文化の発展が目覚ましく充実して行き、世界に誇る浮世絵や版画、歌舞伎、俳諧などの誕生、同時に寺子屋、藩校など
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  2022 年 10 月の文化イベント ≪ 組み紐アトリエ ≫ / É vénement culturel de octobre 2022 Ateliers de Kumihimo Ateliers découverte de tressage de cordons - passementerie japonaise animés par Madame Hôkô TOKORO 所 鳳弘氏による組み紐アトリエ                            アジア美術館内茶室にて                     Musée des arts asiatiques à Nice / Pavillon du thé                                       Lundi 10 octobre 2022   Organisation en collaboration   avec le Consulat Général du Japon à Marseille,   le Musée départemental des arts asiatiques, l’ARJNCA (Association des Ressortissants Japonais de Nice Côte d’Azur) et   l’Association France Japon de Cannes くみひも アトリエ  日本伝統工芸である「くみひも」作りで著名な所鳳弘 ( ところほうこう ) 女史が 10 月にニースを訪問しアジア美術館にて「組紐アトリエ」を開催して下さり、ニース日本人会は午前の部に参加しました。岐阜県在住の所先生は 半世紀近くにわたり毎年欧州を訪れ、 1500 年の歴史を持つ日本の伝統工芸 「くみひも」 を伝授されていますが、草木染の染織家でもあります。 また 海外での活動では現地の大学や美術館、在外公館の依頼で学生から難民の子供達まで草木染や組紐を指導し、日本文化の普及に貢献したとして 2019 年に旭日単光章を受章されています。 今回のアトリエでは光栄にも直接、所先生の指導の下、美しい絹糸を丸台の上に設え、二人一組になって編んで行き約 80 センチの長さの組紐を作りました。そして最後にその組紐が先生により